今日はクリスマス。昨日に続きクリスマスらしいことは何もしていない。来年はケンタッキーのチキンを食べよう。昨年はちゃんと食べたが今年はそんな気が起きない。
前回の記事のデデキントのゼータ関数の絶対収束がわからない。また後で考えることにして先に進む。
ディリクレの L 関数
G:=(Z/mZ)× の指標群を G とする。χ∈G に対して
L(s,χ):=n=1∑∞nsχ(n), s∈C
をディリクレの L 関数という。ただし χ は χ:Z→C に拡張しておく。
ディリクレの L 関数のオイラー積
リーマンのゼータ関数やデデキントのゼータ関数と同様ディリクレの L 関数もオイラー積で表すことができる。証明を追っていく。
まずは L(s,χ) が Re s>1 で絶対収束することを示す。∣χ(n)∣≤1 だから、リーマンのゼータ関数が絶対収束することから L(s,χ) も絶対収束する。
次にオイラー積。おなじみの有限個の素数 p1, ⋯, pm に着目する方法で示す。まず次が成り立つ:
n=1∏m(1−psχ(pn))−1=k1, ⋯, km=0∑(p1k1⋯pmkm)sχ(p1k1⋯pmkm)
ここで次のように和をわける:
n=1∏m(1−psχ(pn))−1=n=1∑pmnsχ(n)+n>pm∑′nsχ(n)
ここで n>pm∑′nsχ(n) は p1, ⋯, pm のみを素因数とする pm より大きい n に関する和を表す。
リーマンのゼータ関数とオイラー積と同様の議論により n>pm∑′nsχ(n)→0 (m→∞) だから、両辺を m→∞ とすると
L(s, χ)=p: prime∏(1−psχ(p))−1
が成り立つ。
参考